大人クラス
さくらバレエサークルには
他の教室でバレエを習っていた方が体験に来られることも多いのですが
(おそらく、どこの大人クラスもそうだと思いますが)
ちょくちょく見かけるのが
ピシッと180度に開いた1番ポジションで立つ方。
で、残念ながら
そんな方ほど
プリエは膝が前に倒れ
ルルベは踵が後ろに抜け
タンジュもパッセも内脚。
パドシャはまるで忍びの者のよう…。
1番が開いている人ほど、です。
そりゃそうだ。
床の摩擦でひねって立っているだけだから。
ひねって立つことに慣れてしまっているので
股関節、腿、脛が
ターンアウトをあきらめてしまっているんです。
こういった方には
あえて、「開かないでください。」と言います。
その方の身体に合わせた外旋の角度で
床を押して立つことで
脚全体を使ってターンアウトする訓練をしてもらいます。
これねー
なかなかできないんですよね。
つい、開いてしまう。足先だけが。
だって、人によっては90度も開けなかったりするんですよ。
こんな1番ポジションなんて、屈辱だもんね。
でも、そこをなんとか乗り越えてくれた方は
もれなく、脚が開くようになってきています。
少しずつね。でも、大きな変化。
無理やりターンアウトで、一見華やかな1番ポジションを続けていれば
ありえなかった変化。
屈辱に耐えた先に見える、一筋の光です。
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