2017年 06月 27日
本当に集中するために
子供クラス さくらバレエスクール のまんなかクラス。
レッスン中はぴりりと緊張した雰囲気ではあるものの
「案外、集中していないな」
と感じることがあります。
ぼーっとしている子もいるんですが(^^;)
どちらかというと、
先生に「ちゃんとやってる自分を見てもらおう」として
そっちに意識がいっちゃっている子が多いような気がしています。
注意をしても
「わかったよ、先生!
見て、見て!
ほらね、先生の言うこと、ちゃんと聞いてるでしょ?」
いや、実際にこんなセリフは言いませんが
それが聞こえてきそうな感じ。
本当に集中している子は
先生の目などお構いなしに
注意されたことを何度も練習して確認しています。
体育系の部活なんかで
先生やコーチの言葉一つ一つに
「はいっ! はいっ!」
と
元気よく返事しているのを
見たことがあるかと思いますが
あれ、
実はほとんど話聞いていないんですよね(^^;)
ガチの体育系だった私が言うんだから
間違いないです(^^;)
どのタイミングで返事をするか
真剣に聞いているように見せられる姿勢を崩していないか
などなど
「返事をする」ことに集中しちゃっているんです。
だから私は
注意とか指導されても
返事なんかしなくていいよ、
うなずく必要もないよ、と言っています。
ちゃんと聞いて
そのとおりにやってみて
自分のものにしてくれたら
それが最高の返事。
ただ、なかなか注意を聞くというのは難しいことなので
(難しいと思います)
少しでも注意されたことを
レッスンで活かしていけるように
その日注意されたこと、覚えたことを
一つでもいいから
ノートに書いて帰りなさい、と伝えました。
まだ、字を書くこともおぼつかない生徒もいますが
みんな頑張って書いてくれて
次のレッスン前にノートをチェック!
すると
集中力が格段にUP!
注意を聞く態度にも変化が出てきました。
ちゃんと、ほんとに聞かないと
書けないもんね。
私もまだまだ未熟です。
こうやって、試行錯誤しながら
よりよい指導方法を探っています。