2016年 02月 29日
ターニングポイント
まだまだあどけない園児~小学校低学年だったさくらバレエスクールの生徒たちですが
ぐんと身長が伸びるにしたがって
進路に悩んでいる、という話を
ぼちぼち耳にするようになりました。
たとえば、中学受験。
本気で取り組むには、かなり集中して勉強をする必要があり
バレエとの両立というのはなかなか厳しいものがあるようで…。
私は、幼い子供が
バレエだけにしか時間を費やさないというのは反対なんです。
二度とない子供時代、
がむしゃらにバレエを頑張ってみるのも素晴らしいことだとは思いますが
大人になって、社会に出てから、家庭を持ってから
必要になってくるのは
バランスの取れた人間性。
バレエしか知らない子よりも
外で友達と走り回ったり
本に夢中になったり
料理やお菓子を作ってみたり
ぼーっと空想の世界で遊んでみたり(^^;)
バレエを習っているから、ほかは何にもできない、というのは
違うかな、という気がしています。
なので、子供のレッスンに関しては
週3回以上は考えていないんです。
しかしそれでも
バレエと両立するには
中学受験はハードすぎる…。
例外もあるんでしょうが
中学受験を選ぶなら
バレエはしばらくお休み、となってしまうんでしょう。
「他のスクールなら、受験を選べと言っていただろうけど
さくら先生の教室だから、バレエを続けさせてやりたい。」
そうおっしゃってくださる
保護者の方がいらっしゃるのは
本当に身が引き締まる思いです。
生徒の人生のターニングポイント。
そこに影響を与えてしまうことに
大きな責任を感じていますが
バレエを続けることで得られる成長が
生徒の将来にプラスになることを信じて
精一杯、指導させていただきたいと思っています。
結局、みんな
バレエを続けることを選んでくれました!
嬉しいよ!
絶対に後悔だけはさせないからね!
これからも一緒に頑張ろう!
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