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さくら徒然日記

残酷なようだけど

バレエが残酷だな、と思うのは


あるレベル以上のものを
手に入れたいと望んでも

努力でどうにもならない部分が
少なからずある、ということ。



努力と創意工夫で
ハンディを乗り越えていくという話は
とても夢がありますよね。


元小結の舞の海さんが
角界の門をたたいた時
身長が新弟子検査の基準に足りず
頭にシリコンを入れて乗り切った話は有名ですが

本来なら
角界には入れない身体条件の彼でも
小結にまでなることができたわけで。


また
2m以上の選手がばんばんいるNBAでも
160cm台の選手が大活躍しています。
160cmのマグジー・ボーグス選手、168cmのスパット・ウェブ選手。
スパット・ウェブ選手はダンクの名手でしたよね。



しかし

体そのものが表現の武器となるバレエは
努力でどうにもならない部分が出てきてしまう。


たとえば
身長が足りない、足が短い、顔が大きい…。
努力ではどうにもならない。

また

『股関節がもともと内向きになっていれば
バレエの上級テクニックを安全にこなすのに必要なターンアウトをマスターするのは
不可能』 (ヴァレリー・グリーグ著 インサイド・バレエテクニック より引用)

『美しい足の甲はダンサーのラインにとって決定的であるだけでなく
ルルベとポワントの踊りに不可欠なものである。
(中略)固い甲を軟らかくしたり、曲がらない甲を出すための方法はほとんどない。
そのような足の人はクラシックバレエに向いていない。』
(グレッチェン・ワーレン著 クラシックバレエテクニック より引用)


こう、はっきり書かれちゃあ、ね。

ちょっとしたハンディは
血のにじむような努力で
カバーできることもあるけれど
カバーしきれないことも多いのが現実。



もちろん

条件の悪い体であっても
バレエを楽しむことはできるけれど


「バレリーナになりたい!」という夢を
かなえることができるのは

恵まれた体を持つ子だけなんだと思います。


残酷ですよね。

しかし、
かなわない夢だと早くに気付くことができるのは
ラッキーなことだとも思うんです。


その分
他の夢を見つけることができるから。

人生の道は
一本だけじゃない。
もっともっと大きな夢が
あなたを待ち受けているかもしれない。

バレエは
楽しめればそれでいい。



誰がどう見ても
売れるはずのないお笑い芸人が
人生を賭けて
若い時代を浪費しているのを見ると

夢に見切りをつけられるということは

残酷なようで
実は、幸せなことかな、と思えてなりません。



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by sakura-ballet | 2015-09-10 14:40 | バレエのおはなし | Trackback | Comments(0)