2012年 02月 27日
私信(バレエで悩むすべての方へ)
この先5月までの出席状況によっては
どうなるかわからない…と言っていた月曜レッスン。
けっこう、にぎやかなレッスンとなりました(^-^;)
まあ、これからしばらく様子をみていきますねー
さて
大人になってからバレエを始めるのに
大事なこと。
一つは前にも書いた「素直さ」ですが
もう一つ大事なことは
「柳に風」と受け流せる
いい意味でのいい加減さだと思います。
バレエは難しいです。
習いはじめのころはもちろん
どんなに長くがんばっていても
次から次へと「壁」はやってきます。
行きたい場所までたどり着くことを阻む
たくさんの、たくさんの壁。
壁を超えるどころか
とてつもなく深いスランプの沼に落ち込んで
元の場所へ這い上がることさえできないと感じたり。
ほんとうに
なんでこんなに遠い世界なんだろうかとうんざりするくらい。
バレエって、遠いです。
この気持ちは
バレエを習う人みんなが感じていることではないでしょうか?
「あるある!」って思ったでしょ?
そう、みんな一緒なんです。
涼しい顔して踊ってるあの人も、この人も。
みんな、スランプとか壁に苦しんでる。
違うのは
受け止め方。
「ああ、私、もうだめだー。」と落ち込んで苦しむか
「あたし、サイテー!ま、いいか♪」とスルーするか。
伸び悩むのはつらいし
もともとできていたことができなくなるのはもっとつらい。
(間違っていた体の使い方などを矯正したことによる不調なんて、むしろ喜んでいいことなんだけど)
でも
それを含めて楽しめたらいいじゃないですか!
「見てろ~いつか克服してやる!でも、ちょっとタンマね。」
こんな感じで、お楽しみにとっとくくらいの勢いで。
10年計画で
バレエを始めた〇ちゃん。
始めのうちは
なんだか顔色まで悪くなるほど
思いつめておられたようでしたが
今では
ひとつでもたくさん吸収しようと
とても貪欲にレッスンを受けてくれてます。
こころが折れそうになった、あのとき。
もしあきらめていたら。
彼女の今はなかったでしょう。
そして
バレエを踊る喜び、苦しみを
もっともっと知ることになる未来も。
折れずにしなやかに受け流す。
ときには、てきとーに、いーかげんになってみる。
それがいい結果を生むこともある。けっこうある。
スランプで悩んでいるあなたへ。
私からのおせっかいでした。
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しなやかに受け流せるというのは、じつは一番強いんじゃないかと思っています。
自分自身に対してだけではなく、世の中すべてに対しても。
落ち込んだり、悩んだり、怒ったりしていることって実は
そんなことする必要なんてなかったりするんですよね。
私自身も修行中です(^_^;)
ブログ、ずっと拝見させていただいておりました。
私自身も、教える立場にありながら、自分自身の踊りに伸び悩んでおりましたので、本日の記事を読ませていただき、少し気が楽になりました。
ありがとうございます。