2011年 07月 15日
奥ゆかしさの功罪
数組にわかれてレッスンをするとき
慣れないうちは
一組が踊り終わるたびに音をとめて
次の組に並んでもらっていました。
「はい、交代~っ」って感じ。
確実に交代できるけど
曲の流れが止まっちゃって、ちょっと気持ち悪い。
で
少しみなさんが慣れてきたころから
前の組が終わるまでに準備して
即、スタート!をやってみていますが
うーん、さすが、大和撫子。
奥ゆかしすぎて、困っちゃう。
「自分の番が終わったら、前からハケてね。次の組が後ろからスタートしてるから。」と
どれだけどれだけ事前に注意しても
必ず、必ず出現します。
「いやあ~、あたし、あかんかったわ~…。」
と
かがみこんで顔の前でイヤイヤと手を振りながら
後ずさりするメンバー。
危ないよー

狭く、人数の多い教室では
たとえば、斜めのラインを使っても
与えられたパをこなすのに距離が足りないことがあります。
そんな時は
ぐるっと奥へ回り込むように空間を使って
ちゃーんとパをこなすんです。
場所が足りないから、なんて言い訳して手を抜くことはしないんです。
そんな教室では
順番を待つ位置も重要。
いくら後ろの隅っこに小さくなって立っていても
邪魔になることがあるんです。
大きく円を描いてピケ・トゥールをするときなんか
教室の真ん中に集まって待つことも…。
だから、待ってる間もレッスンに集中しないと、レッスンの流れをとめてしまう危険が…。
さくらバレエサークルが使わせてもらっているスタジオは非常に広いので
このような心配をすることなく、みなさんのびのび踊られていますが
自分自身や周りのメンバーがどう動くか、
ステップやジャンプでの移動距離を考えて
スタート位置や、終わった後ハケる方向などを工夫できるようになるとスマートですね

もっと高望みをすれば
踊っている最中も
常に周りとの距離感を保ちながら動けるようになるといいな。
あっ
「せんせー
動きを覚えるだけで必死やのに
そんなとこまで気ぃまわらんわ~。」
って聞こえた気がする…。誰かなー

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