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さくら徒然日記

ディスカウント -1-

まだまだ空気は冷たいものの
日増しに太陽の光に気合が入ってきて

アシスタントのテコちゃんのくしゃみも増えてw

春の訪れを感じる今日この頃。


どこのスクールさんも
新しい入会者が増える季節ですが

続々と体験・入会申し込みがあります。


よく聞かれるんですが

ウチは
入会金半額、無料、といったキャンペーンは
一切行っておりません。

これは私の考えなので
他のお教室の批判をするわけではないんですが
(それぞれ、お考えがあってのことだと思いますので)

私が子供クラスにのみ
入会金を設定しているのは

保護者のみなさんに
ある程度「覚悟」していただきたいからなんです。

バレエを習わせるのって、けっこうたいへん。
送迎、レオタードやタイツの洗濯のみならず
髪をきちんと整えたり、シューズの紐が出ないように縫い付けたり…。
また、発表会となると
その負担は倍増します。

お金だけ払って
ぽん、と子供を預けておけばいい
というわけにはいかないんです。
そういうお教室もあるけどね。

親の思いとは裏腹に
子供は、すんなりとレッスンになじめないこともある。
1か月、教室の隅で
他の子の踊りを見ているだけってこともある。

それでも
根気よくお子さんを通わせてくださる「覚悟」があるか。


入会金制度がなければ
もっと気軽に入会する方が増えるでしょう。
しかし、
「覚悟」のない方もまた、入会されるわけで

「やってみたけど大変だったわー、辞めまーす。」

簡単に退会されてしまうのは

クラスメートも混乱するし

なにより

本気で
この子を育てよう!と意気込んでいる私たち講師の気概を削いでしまうんです。

私たちだって
本気の生徒を指導したいから。


もう一つ。

きちんと入会金を払って入会してくれた方は
「入会金無料!」の広告をみて、どう思うでしょう?

シーズン中に買ったブーツと同じものが
セールになっているだけでも悔しいのに
入会した時期が異なるだけで、負担金額が異なる生徒がいるのは

うーん
ちょっと、いい気はしないよねー
(心が狭いかなー)

大事にしたいのは、むしろ
正規の入会金を払ってでも入会したいと言ってくれた人なのに。


というわけで

入会金や発表会出演料のディスカウントは行っておりません。

月謝については
「兄弟・姉妹割引」があります。
これについても、考えがあるんですが

長くなるので
別の機会に譲りますー


ランキングってやつに参加させてもらってます!
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by sakura-ballet | 2017-03-17 18:03 | スクール | Trackback | Comments(0)

私が子供のころの話です。

落ちこぼれだけどバレエが大好き。
そんな私に
ひとりの先輩が耳打ちしました。

「こんなところにいたって、うまくなれないよ。
私と一緒にちゃんとした教室に行こう!」


そして、何が何だか良くわからないけれど
「もっとバレエが上手になるかも」という漠然とした期待を胸に
教室を移籍。
11歳のころです。

レッスン回数は激増、
トウシューズはばんばんつぶれていく。


父は普通のサラリーマン。
両親にお金をもらうのが本当に申し訳なく
原則全員出演の発表会も出ないで済むようなんとか頼みこみました。
両親には内緒で。

いつか返そうと
お小遣いやお年玉をためて。



そんなある日

突然、私を誘った先輩がレッスンにこなくなりました。



ずば抜けて上手で
しかも美しい人。

憧れの先輩であると同時に
私の家に遊びにくることもあるいいお友達でもありました。



後日
私は知ることになります。


先輩は
前の教室でも新しい教室でも
ほとんど月謝を払っていなかったこと。

働くことができない父親と二人きりで
質素な暮らしをしていたということ。


月謝を払わずに教室を追い出されるまでレッスンを受け続け
追い出されたら、新しい教室へ行く。
そんなことを繰り返していたのでしょうか。



おかしいな、とは思っていました。
あまりによそよそしい先生たちの先輩への態度。
でも先輩は
だれよりも熱心にその注意を聞き
練習をくりかえしていたのです。



話は少し戻りますが
前の教室にいた後輩。

某財閥のお嬢様。
お手伝いさんが送迎していた記憶があります。

のほほんとした楽しい子で仲良しでしたが
「おばあちゃんがやれって言うから…。」と
まるでやる気なし。

なのに


発表会では
私たちとの作品のほかに
ソロや男性とのパ・ド・ドゥもどきや親せきの子と二人での創作や…。
衣装も豪華!

「出番ばっかりでみんなと遊ばれへーん。」
って残念がってたっけ。



先輩と後輩
そして新しい教室での発表会を辞退した私。
これらのエピソードは
純粋にバレエを楽しみたい人たちを応援する
今の私の原動力のひとつとなっています。


…で、
いつか返そうとためてたお小遣いやお年玉、返したかって?

そこ、聞かんといて~

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by sakura-ballet | 2011-05-24 16:44 | バレエのおはなし | Trackback | Comments(1)