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さくら徒然日記

わかめ役の彼のように

さて

先日の記事では
出演者や保護者の皆さんは
みんな、平等だという持論を述べましたが

今日は
全く反対の話をしなければなりません。


立場は、平等なんですよ。
しかし
だからといって

みんなが同じようにスポットライトを浴びることが出来るか、というと
そうではありません。

ひときわ、目立つ役柄もあれば
コールドだっています。
コールドでも、前列の人もいれば後列の人もいるし
センターで踊る人も端で踊る人もいます。

なるべく平等に
順番に見せ場を作ったり
位置を入れ替えたりされる先生もいらっしゃいますが

私は
個々の見せ場より
作品の完成度を優先しています。
だから当然、差がでてくるんです。


誰が、どの役になるか。
誰が、どの位置で踊るのか。

これを決めるにあたっては
実力、レッスンに通える回数をはじめ
素直さ(本番までの伸びしろになる)や、忍耐力
身長がポイントになることも多いですし、
わずかではありますがスタイルを含めた容姿なども選考基準に入ります。
(ダンサーの体を見せる芸術なので、当然と言えば当然)

作品が、そして
発表会が

一番いいものになるように
考え抜いて決めています。
(だから、出演申込の締め切りが早いんです)

しかし当然ですが
スポットライトを浴びる人だけが、
踊っているわけじゃないですよね。

舞台に立つ者、全員が
精一杯自分の持っている力を出し切ることで

観客に感動してもらえるんです。


かなり昔のものですが
私が大好きなCMです。(音量注意)


どんな役であっても
与えられた役を
全力で演じてほしい。

全員が、同じように
それぞれの全力で頑張ってほしい。

だから

配役に差はあっても
「立場は平等」なんです。

ちょっと逆説的ですが、理解していただけると嬉しいです。



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Commented by トロースト紀子 at 2018-01-31 16:00 x
はじめまして、バレエ関係のブログ見ていて、「ワカメ役の彼」という題名に「え、発表会でサザエさんをやるの?」と思わずクリックしてたどり着きました。今はよく幼稚園でも全員が主役だとかいう話も聞きますが、先生方も保護者の方に相当気を使っているのだと思います。そんな中さくら先生のように舞台の完成度を第一に考え、どの役でも一人一人がとても重要なのだということを伝えられていること、とても素晴らしいと思い、コメントさせていただきました。そして、それを応援するご家族の態度も大切ですよね。何を踊るかではなく、どう踊るかを見てあげてほしいと思います。私は、このVTRを見て「そうよ!このお父さんのように!」と叫んでしまいました。これからゆっくり昔の記事も読ませていただきます。ますますのご活躍お祈り申し上げます。
Commented by sakura-ballet at 2018-02-08 00:55
トロースト紀子 先生

はじめまして!コメントありがとうございます。

かなり前の話ですが、「うちの娘が真ん中で踊れないなら舞台には出さない」なんておっしゃる親御さんがいました(^^;)
わが子に少しでもスポットライトを、と思う気持ちもわからなくはないんですが、その気持ちを汲んで全員が主役になる舞台を作ると、それはきっと面白いものではなくなると思うんです。そんなことしたって、「わが子を真ん中に」という親御さんは不満でしょうし(^^;)
今は皆さん協力的で、配役に関するトラブルはありません。理解してくださる保護者の皆さんに感謝しています。

こんな長文のブログにいらしてくださって光栄です!
つたないブログですが、どうぞよろしくお願いします!

by sakura-ballet | 2018-01-10 00:09 | 発表会への道のり | Trackback | Comments(2)